家賃が変動することはあるのか?
家賃の上げ下げは大家が決める!
基本的に賃貸住宅では、家賃が変動することは少ないものです。ですが、様々な理由から家賃の値上げや値下げが有る場合もあります。例えば、家賃の値下げが有る場合には、物件にさまざまな瑕疵が見つかった場合などです。そのような場合には入居者が出て行ってしまう場合もあるので、それを引き留めるために、大家が家賃を値下げするという場合があります。基本的に家賃を下げてもらうように、入居者が大家と交渉しても、なかなかそれに応じてくれる大家は少ないものです。大家は銀行のアパートローンを抱えている場合も多いため、返済のために家賃の値下げにはなかなか応じてくれないものです。それとは逆に家賃を突然値上げするような大家もいます。
家賃を値上げする場合とは?
築古のアパートなどに住んでいる場合には、修繕工事が必要になります。中でも賃貸物件では10年から15年に一度くらいは、大規模修繕をすることになります。その大規模修繕をすると築古の物件であっても、新築同様に綺麗な物件に生まれ変わることもあります。そうすると建物の価値も上がるために、大家が家賃を値上げするということが有るのです。ただし修繕工事を行ったからと言って、必ずしも値上げするというわけではありません。さらに家賃の値上げをすると、入居者からの反発もある為に、そう簡単に値上げをする大家は少ないものです。中には出て行ってしまう入居者もいます。このように賃貸住宅で家賃の変動がある場合には、それなりの理由がある物なのです。